【資産を増やす】転職

収入を増やす

現在の資産をもっと増やそうと思うと節約に目を向けちゃいますよね。

しかし、一番効果が高いのは収入を増やすことなんです。

収入を増やす手段として主には転職と副業があります。

今回は転職にフォーカスして書いていきます。

副業は転職と違い、すぐに年収アップを目指せます。

また、転職は年収を数10万から数100万アップで目指せるのも特徴です。

転職の流れ、大事なポイントを説明していきますので、是非最後まで読んでみてください。

実践して資産を大きく増やしましょう!

転職の体験談

私はこの4年半で年収を倍にすることに成功しましたので、体験談からご紹介していきます。

大手Sier

新卒でまず入った会社です。

SEとして30歳まで働き、年収は500万程度でした。

といっても、残業を平均50時間くらいしての年収なので、そこまでうれしくありませんでした。

また、ワークライフバランスも皆無で、朝7時に出社し、夜は3時ごろまで仕事することも珍しくありませんでした。

しかし、システム開発の各工程を経験できたり、マネジメントスキルを身に着けることができたのはとても大きい収穫でした。

ただ、上長と考え方が合わずぶつかることが多くなり、ストレスが溜まっていました。

そこで外で勉強したいと思い、転職を決意しました。

大手総合コンサル

各工程の開発経験があること、マネジメント経験があることを武器に転職活動を行い、大手総合コンサル会社からオファーをもらうことができました。

その際、オフォー金額は前職から200万アップの700万になりました。

そこで30歳から35歳までITコンサルタントとして従事しました。

はじめは覚えることも多く足を引っ張るだけで大変でしたが、2年目くらいからはそれにも慣れて落ち着いてきました。

コンサルの基本的な考え方や資料作成スキルなどを身に着けること、そして様々な現場でいろんなお客様・上司・メンバーと仕事ができ、様々な経験を積むことができました。

ただ、高い品質とスピードを常に求められるので、ずっと続けられる仕事ではないなと思い、転職を決意しました。

ただ、逃げるようなのは転職は嫌だったので、役職が1つ上がったら転職しようと思い、4年後にそれが叶いました。

役職があがり、年収も700万から1000万にあがりました。

前職の開発経験・マネジメントスキル、ここで培ったコンサルスキル・資料作成術を武器に転職活動を始めました。

大手事業会社

開発経験とマネジメントスキル、それにコンサル経験も持ち合わせていることから、大手保険会社の情報システム部からオファーをもらうことができました。

年収は1000万から1070万にアップ。

さらに前職にはなかった退職金制度も追加され、30年後におおよそ1000万が受け取れます。

厳しい現場を乗り越えてきたこともあり、現在はとても楽に仕事ができています。

年収がアップするも、仕事は楽になるという良い結果となりました。

今までお客様に対して仕事をしていたところから、そのお客様の立場に立つことができ、発注者側のスキルを身に着けていってます。

また、時間の余裕ができたので、より副業に力を入れることができて、とても人生が充実してきています。

転職の流れ

基本的な転職の流れ
  1. エージェントに登録
  2. エージェントと面談(転職理由や志望業界などを伝える)
  3. 履歴書と職務経歴書を作成
  4. 気になった企業にエージェントから応募してもらう
  5. 書類審査、適性検査、複数回の面接を通過し内定

自分に合ったポジションでより高い待遇を探したいなら、転職エージェントを利用するのが効果的です。

なので、エージェントを利用する手順を例に紹介していきます。

エージェントに登録

転職を少しでもしたいなーと思ったらまずはエージェントに連絡しましょう。

エージェントは転職に迷っている人でも話を聞いて、必要に応じてアドバイスをくれるからです。

エージェントと話してから登録するパターンもあれば、話す前に登録することもあります。

基本的には、現在の年齢・年収、勤め先の情報が主な入力内容です。

オススメの転職エージェントをいくつか紹介します。

JACリクルートメント

私も利用したエージェント会社で、最もおススメです。

高年収帯を謳っていますが、現在は年収の敷居もなく、様々な求人を扱っています。

非常に優秀なエージェントが多く、転職者に寄り添って何度も会話を行い、その人にあった求人だけを出してくれます。

また、各会社とのパイプも非常に強く持っており、年収交渉や各企業の面接の足並みが揃うように面談日程の調整もしてくれます。

年収アップを強く謳っている転職エージェントです。

マイナビエージェント

JACリクルートメントは敷居が高いなと思う方の初心者向けエージェントといったイメージです。

20~30歳代をターゲットにしています。

職務経歴書の添削をしてくれたり、面接の対策まで行ってくれます。

そのため、非常にサポートが手厚く、転職初心者に優しいエージェントです。

エージェントと面談

気軽に相談が行えるので、事前準備は不要です。

ただ、ある程度聞かれる内容は決まっているので、ご紹介します。

主な質問事項
  1. 転職したいと感じたきっかけ
  2. 今までの経歴
  3. スキル・強み
  4. 転職で大事にしたいこと(年収、ワークライフバランス、業種など)
  5. どんな業種・職種・ポジションを目指したいか

エージェントと会話していき、頭の中を整理していきましょう。

そうすると本当に転職したいのかから始まり、どんな企業へ何を目的に転職するのかまで整理されてくると思います。

履歴書と職務経歴書の作成

履歴書についてはフォーマットに沿ってありのまま記載してください。

特段気を付けるポイントはありません。

職務経歴書は過去に仕事に従事していたのか、どんなところが強みなのかをアピールするものです。

転職において一番大事な書類になりますので、エージェントに添削も依頼しながらより良い物に仕上げていきましょう。

フォーマットは決まっていないので、エージェントから勧められたテンプレートを使用するので問題ありません。

その際、私が気を付けた点を紹介します。

職務経歴書の注意すべき点
  1. サマリ(経歴の概略)・自己PR・経歴詳細の順番で記載する
    自己PRが最後に来るフォーマットが多いのですが、一番大事なのが自己PRです。
    採用担当者は何十・何百人もの書類に目を通すので、大事なことは目立つ位置に書くのがポイントです。
    上の方にもってくるようにしましょう。
  2. 本当に伝えたい箇所は太字や下線を引く(特に自己PR)
    上記1と同様、採用担当者は細かく見れない時もあるので、どこが見てほしいポイントなのか分かるように強調してあげましょう。
    自己PRの中でも特にここって箇所を強調してください。
  3. 読みやすいように箇条書きも使用する
    よくある職務経歴書は丁寧な日本語で長々と自己PRを書いていることが多いです。
    しかし、それは相手の立場になった時に読みにくいだけのものになってしまいます。
    相手が読みやすくなるよう、箇条書きも交えつつ記載していきましょう。
  4. 面接で話したいアピールポイントは概要レベルの記載に留めて強調しておく
    面接をする際に相手が聞きたくなるようなアピールポイントは詳細まで記載しないようにしましょう。
    そうすることで、是非会いたいと思わせたり、面接の中で質問内容をこちらから誘導させることができます。
    特に面接の中で予想できる質問をさせることで回答を事前に準備して起きやすく、かつ自己PRの中でも特にポイントの箇所なので相手からの印象をよくしやすいという効果が狙えます。

参考までに、私が実際に使用した職務経歴書です。

※サマリと自己PRは項目として分けずに、職務経歴要約の中にまとめて記載しました

気になった企業にエージェントから応募してもらう

エージェントと会話して頭の整理がついたところで、どの企業へ行きたいかの方向性が見えてくると思います。

エージェントからは希望にマッチしそうな企業の求人が送られてきますので、その方向性に基づいて興味ある企業を選んで、エージェントに応募したい旨を伝えましょう。

そうすると、エージェントの方から企業へ履歴書と職務経歴書を送付してもらうことができ、書類審査にかけてもらうことができます。

その際、志望度が少し下がる企業から受けることをオススメします。

というのも、面接慣れする必要があるからです。

初回の面接というのは本当に緊張するので、場慣れという意味もありますし、何社か受けるとだいたいこういう質問が来るんだという傾向もわかってきます。

なので、本命は少し後ろへ持ってきましょう。

ただし、全く興味ない企業を受けるのは相手方にも迷惑になるので、志望しない企業に応募するのはやめましょう。

書類審査、適性検査、複数回の面接を通過し内定

書類審査

審査結果はエージェント経由で結果が送られてきます。

おおよそ数日~2週間程度で結果がきます。

ここで通過となれば面接日程の調整となります。

適性検査

面接を受ける前、もしくは1次面接通過後に適性検査を受けさせられる企業があります。

私の印象では、7割くらいの企業から依頼が来るイメージです。

適性検査は本人の能力をみるテストと性格診断テストに分かれます。

適性検査で使用されるソフトによって内容は異なりますが、能力を見るテストでは数学と国語のような問題が出題されることが大半です。

心配であれば、適性検査の依頼がメールで来た際にどこのソフトを使用しているのか確認し、ネットで「ソフト名 対策」と検索して事前対策をするとよいでしょう。

性格診断テストでは、どんな局面で何を思うかといったことを選択形式で選んでいきます。

その際、似たような問題も出題され、矛盾する回答がないかなども見られています。

自分を良く見せたいために嘘をつくとこのような形で見透かされてしまいますので、ありのままの自分を出すようにしてください。

面接

面接は第一印象が肝心ですので、身だしなみは整えていきましょう。

よく聞かれる内容は次の通りですので、準備して臨みましょう。

主な質問事項
  1. 経歴と自己PRの説明
    事前に送付された職務経歴書と内容がそぐわないか確認されます。
    また、長々とした説明でなく、どれだけ端的に自己PRできるかが見られています。
  2. 転職理由
    何がきっかけで転職したいと感じたのか、何で転職そのものをしたいのかを聞かれます。
    ネガティブなものは極力避け、ポジティブな内容にしましょう。
    NG:今の現場が忙しいから、給料が安いから
    OK:さらにスキルを高めたいから、より社会的影響力の高い仕事につきたいから
  3. 志望動機
    なぜその会社のそのポジションを志望してきたのかを聞かれます。
    以下を整理しておきましょう。
    ①なぜこの業界なのか
    ②なぜそのポジションなのか(やりたい業務内容なのか)
    ③なぜ競合他社ではなく、その会社なのか
    ※新卒入社とは違い、③まで踏み込んで聞いてくる会社は少ないですが、聞かれたら答えられるようにはしておきましょう
  4. 入社後のキャリアビジョン
    入社した後にどのようなキャリアを描きたいか、もしくは何をしたいのかを聞かれます。
    その会社にとってメリットになることを答えると好印象です。
    例えば以下のような内容です。
    「前職で培った資料作成スキルを活かして、業務資料の気になった点は改善していき、追々はメンバーにもそれを伝えて会社全体として良くなっていくように貢献していきたいです」
  5. 今までで一番苦労したこととそれをどう乗り越えたか
    問題解決能力があるかを問われています。
    次はNGです。それは、自分で考えて工夫して動けていないからです。
    「~の問題が起きた際は忙しかったが、上司の指示通りに最後まで頑張りました」
    以下のように、問題を分析し、どのように考えて問題解決へ向かったのかを答えましょう。
    「~の問題が起きた際は忙しかったが、忙しくなった要因には〇〇があると感じていたので、それを解消すべく上長に△△することを提案し、問題解決へと向かわせることができました」
  6. 他社の選考状況、転職軸
    他社の選考状況も聞かれます。
    複数社受けている場合には、どのような軸で最終決定するのかが聞かれます。
    その際、こういう判断軸で御社は志望度が高いと言えるのがベストでしょう。
    例えば、社会的影響力がより大きい会社、面接の中でフィーリングが最も合うと思った会社、技術力が高い会社などです。
  7. 逆質問
    みなさんが一番悩むのがこの逆質問です。
    ここでは大きく2つに分類して考えるとよいでしょう。
    ①単に疑問に感じて聞きたいこと
    ②自己PRをかねての質問
    上記①は自身がそこで働くイメージがある程度できるように、不明確なことを聞くとよいでしょう。
    例えば、メンバーを持って働くことになるのか、ビジネスカジュアルはOKなのかなど、素朴な疑問を聞いてOKです。
    ②については、自己PRも兼ねた質問です。
    ここまでできる人はあまりいないので、できればかなり評価UPです。
    例えば次の通りです。
    「私には主に〇〇、〇〇のスキルがあり、現職ではメンバーへの教育を一定経験してきておりました。御社でもこの2つのスキルでより伸ばしたいと感じているものがあればご協力できると思いますので、教えて頂きたいです」
    これでいえば、どんなスキルを持っているのか、指導経験があるということをPRできます。
    この①、②を組み合わせて逆質問を考えてみましょう。

それ以外にも、職務経歴書などを深堀した質問などされます。

そのあたりは職務経歴書の内容によってそれぞれ質問内容が異なるところです。

しかし、面接官が聞きたくなる箇所にはどの会社でも似た傾向が出て来ますので、面接で聞かれた内容はメモしておき、次の会社の面接で答えられるように準備しておきましょう。

また、面接は2~3回設定されることが一般的です。

企業によってマチマチですが、大まかな傾向としては次の通りです。

  • 1次面接
    現場の方が多く、現場でやっていけるスキルがあるかがメインで聞かれます。
  • 2次面接~
    その人が本当にこの会社で働きたいと思っているのか、また人柄をみるための質問が多くなります。

企業選びのポイント

基本的には現在の業務から大きく外れないところ、もしくはそのスキル・知識を活かせる業務に行くことで年収アップを狙いやすくなります。

たとえば、SE経験者がITコンサルタントを目指すといったようなイメージです。

私の場合、SEからITコンサルタントとなった際に年収を200万増やすことに成功しました。

転職する上でのポイントとして、アピールポイントという名の自分の武器をしっかり整理しておくことです。

例を出すと

  • プロジェクトマネジメントが得意
  • プログラミングが得意

といったところです。

そんな大げさなものは持ってないと思うかもしれませんが、平均点以上が取れていればそれで充分強みと言えます。

また、複数あればそれを掛け合わせることで希少性が生まれます。

例えば、「プロジェクトマネジメントを得意とし、銀行業界で長くやってきた」となれば希少性はぐっと高くなります。

なので、過去の経験と得意分野を掛け合わせるなどし、希少性が高まるようにアピールポイントを探していきましょう。

まとめ

転職は大きく資産を増やせる可能性があります。

転職をリスクと考える人もいますが、転職活動自体はノーリスクです。

満足できそうな会社が見つかったら転職すればよいので、よりよい条件の会社がないか是非探してみてください。

昔と違い、今は転職が普通になりました。

また、それで年収を何百万も増やす人が私のほかにもたくさんいます。

今の会社に残ることで自分のスキルを安売りとならないようしましょう。

定期的にエージェントと話し、市場価値がどれぐらいあるか聞いてみることをオススメします!

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